CO2削減コンクリート製品の販売開始!
株式会社イビコンでは、カーボンニュートラル社会の実現に向けた、低二酸化炭素排出量の素材を用いた製品の製造販売を開始しました。我社が取り扱う製品が持つ特徴はそのままに、素材だけを変更することで、脱炭素社会への貢献を実現することが可能です。また、本日ご紹介する素材を使った製品を御採用頂く事で、CO2削減量の証明を発行することが出来ます。
①Basilisk(自己治癒コンクリート)
昨今メディアなどでも多数取り上げられているBasilisk。コンクリートにバクテリアを内在することで、ひび割れが生じた場合に、バクテリアの活動により自然とそのひび割れを修復します。一般的にコンクリートの寿命は100年と言われていますが、コンクリートのひび割れにより中性化が進み、鉄筋が腐食、コンクリートを劣化させていくという機構です。初期劣化であるひび割れを修復することでコンクリート構造物の延命が可能となり、維持補修、改修時に発生するライフサイクルコスト及び、その際に必要となる工事で発生する二酸化炭素を削減することが出来、結果的に脱炭素に貢献できる工法です。
【採用実績】
Basiliskはひび割れから水分と空気が侵入することでバクテリアが活動します。よって、弊社製品においては以下の製品が適しています。
①外フラット桝<<製品情報はこちら>> ②FR横断側溝<<製品情報はこちら>>
②高炉スラグ微粉末
製造過程おける二酸化炭素排出量が多いセメントを、二酸化炭素排出量が低い高炉スラグ微粉末に置換することで、二酸化炭素排出量を削減することが出来ます。
【採用実績】
③Carbonel(高炭酸化技術)
木質バイオマス発電より発生する焼却灰などの産業副産物に、二酸化炭素を含む排ガス等を加えて炭酸化させ、CO2を固定化した固体をコンクリートの素材として使用することで、二酸化炭素の排出量削減に貢献する技術です。
高炉スラグ、Carbonelは、弊社で製造するの全ての製品に適用することが可能です。従来ご利用頂いておりました製品を、脱炭素素材のものに変えるだけで、すぐにでもカーボンニュートラルへの貢献が実現できます。脱炭素、カーボンニュートラルに対して今すぐできる事が脱炭素素材で製造されたコンクリート二次製品の採用です!