高炉スラグ配合で脱炭素!自在R連続基礎

高炉スラグ配合とは?

社会目標として設定されているカーボンニュートラル2050を実現させるために、CO2削減策が必要とされています。

コンクリート二次製品を製品する為に使用するセメントは、その生成過程において多くの二酸化炭素を排出します。

よって、『高炉スラグ』という材料を使用することで、セメント使用量を低減し、セメント製造工程で発生するCO2の発生量を抑制することが出来ます。

高炉スラグとは、高炉で鉄鉱石に含まれるSiO2(シリカ),Al2O3(アルミナ)などの鉄以外の成分や還元材として使われるコークスの灰分が,原材料の石灰石(主鉱物はCaCO3)と結合したものです。

弊社では、高炉スラグ微粉末をセメントと置換することでセメント量の抑制に取り組んでいます。

 

高炉スラグ配合で製造した製品で削減できるCO2排出量は?

弊社ガードレール用連続基礎ブロック「自在R連続基礎 B型」を高炉スラグ配合で制作した場合、1個あたり○○トンのCO2排出量を削減することが可能です。例えばB種条件の防護柵に、置き式で弊社が推奨する安定必要延長33mを連続で設置する自在R連続基礎ブロックB型(下写真のような施工)をすべて高炉スラグ配合で制作したものに置換すると、一式当たり-62t(概算、参考値)のCO2削減をすることが可能となります。

 

高炉スラグ配合で製造した製品の納品実績

国土交通省 中部地方整備局様発注工事案件にて、高炉スラグ配合の自在R連続基礎B型をご採用いただきました。

発注者 :国土交通省 中部地方整備局 三重河川国道事務所 四日市国道維持出張所

住所  :三重県 桑名市福島~鈴鹿市小田町

工事名 :令和5年度四日市管内交通安全整備工事

採用製品:自在R連続基礎 B型 【高炉スラグ55%置換】 210m

高炉スラグ配合で製造した製品をご利用いただければ・・・

納入後に、その工事で採用した高炉スラグ配合製品により実現したCO2削減数値を証明書として発行することが可能です。高炉スラグ配合製品にすることで、必要な性能・機能を維持したまま、脱炭素社会に貢献することを実現できます。現在弊社で取り扱っているすべての製品は高炉スラグ配合にて製造販売することが可能です。

簡単な脱炭素社会への貢献からはじめてみませんか??