ローダウン80を利用することで、快適な駐車場を構築することが可能です!
①車止めを設置する目的は?
多くの商業施設、公共施設などの駐車場には停止位置を超えてしまうことで人や物にぶつかるのを防ぐ為に、「車止め(カーストッパー)」が設置されています。その設置目的は、およそ以下の理由が考えられます。
目的1:後方の事故防止
タイヤに車止めが当たることで感覚的にこれ以上進めないことを認識させ、事故を防止しています。
目的2:駐車場内走行車の安全確保
駐車スペースから車がはみ出しすぎていてもいけません。「ここまでは車を入れてくださいね」という目安にもなっています。
目的3:適正な車両間隔の確保
車止めを目安に車を停車して頂く事で、左右に駐車する車両との適正な間隔を確保します。
②車止めで車を傷つける??
カーストッパーにはプラスチック成型のもの、コンクリート製、鋼製など、様々な種類のものが存在しています。古くからよく利用されているのはコンクリート製のもので、コンクリートの頑丈さ、重さの特長を活かしています。
コンクリート製の車止めの高さは一般的には9cm~12cmのものが多く、「車高」が低い場合、車体を傷つける可能性があります。
「車高」とは水平な地面から自動車の一番低い箇所までの垂直距離の事を指し、国土交通省が定める道路運送車両保安基準において、「9cm以上」であることが定められております。この高さは、以下の規定に基づいて測定されたものです。
・空車状態である事
・タイヤの空気圧が規定値であること
・車高調整装置が装備されている場合、標準の車高に合わせて測定
・舗装された平面上に、車を置いて測定
・測定値の1センチ未満は切り捨てにする
実際の自動車の利用は車検時とは異なります。当然ですが人が乗ることで車両には重量負荷が発生し、空車時よりも車高は低くなります。タイヤの空気圧も減っているかもしれません。よって、車高が低いほど車止めに車両が当たってしまう可能性が高くなります。また、車両が傷つくことを懸念し、車止めよりも前で車を止めた場合、はみ出し駐車となりトラブルの原因にもなりかねません。
③高さが低い車止めを利用してみては??
前述したように、一般的には9cm~12cmの車止めですが、車両への傷つきや駐車トラブルを防ぐ為に、高さ8cmのコンクリート車止めを設置してみてはいかがでしょうか?駐車場に設置される車止めは、前述した目的を元に設置されますので、高さ8cmでもその目的を十分に果たすことが可能です。