集水桝の役割
道路の側溝は、道路表面に溜まる雨水の排水や、民地の用水・排水路として設けられます。その形状は様々で、U字溝、L型側溝、可変側溝などがあります。屋外施設となりますので、当然水以外にもゴミや砂・泥、落ち葉などが側溝に集まってきます。集水桝を設置する目的としましては、側溝の水のオーバーフローを防ぐのが目的となります。多くは配管や排水と、多岐にわたる側溝の合流地点に設けられています。その合流地点において、水が一時多く集まることになりますので、四角形の水を溜められる施設がないと側溝から水があふれてしまいます。
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側溝の接続として利用される集水桝
縦断方向に流れる水を道路の反対側へ流したい、側溝の角度を変更したい場合や、側溝の水路断面の大きさを変えたい場合などに、接続桝としても利用されます。
弊社の「外フラット式集水桝」を利用することで、自由勾配側溝、PU側溝などと集水桝の幅を揃えることが出来ますが、斜めに側溝が接続される場合におきましては、側溝の接続断面が大きくなるため、本来は斜めに接続される側溝の断面に合わせて桝を大きくしなくてはなりません。
外フラット式集水桝の『長方形型』を使用することで、縦断方向の水路の大きさ、斜めに接続される水路の大きさに適切に合わせた接続桝の設置が可能となります。また、横断方向へ縦断側溝よりも大きな内空断面で水を流す必要がある場合などには、長方形桝の利用が便利です。
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こんな活用事例があります
【斜めに側溝を接続する使用例】
京都府宇治市
三重県菰野町